外装

このところずっと外壁に張る杉の板の塗装などしています。

1枚1枚塗装して乾かす・・をひたすら続ける。塗装といっても
塗っているのは「ウッドロング・エコ」という微生物の力で木を腐敗させない、
という水のような無害な液体。
塗装して太陽に晒すと俄かに、でもゆっくりと銀灰色へ変化します。
その工程がすごく良い感じなので、暑い中でのこの単純作業でも気が紛れます。

そして大工さんがいよいよ外壁を張り始めました。木が張られていくと
急にそこだけ「家」らしい佇まいになってすごく素敵なのでうれしくなりました。
外壁は絶対木にしようと決めていました。
古くなるしメンテが大変だと敬遠されがちですが、
私はそういうものに美しさを感じているので、なお良し。
貼られた外壁にまだちょっとムラがあったのが気になって
もう一度塗ろうとバケツを片手に足場に登って、最初は下のほうだけでいいや、
と思っていたのに途中からスイッチが入ってしまったので、
気付くともう足場の一番上にいました。高所恐怖症のはずが平気でした。
夢中になるって怖い・・・でも足場がそういう風に組んであるんですね。
安定していてあるべき所に必要なモノがあるようにちゃーんと考えられている。
大工さんの大事な命がかかっているのだから当たり前なんだろうけど、
すっかり足場の構造に感心しました。